邦楽村blog!

第3回和楽器展示会は和楽器界の未来を育む種蒔きのようなイベントでした!

第3回和楽器展示会は和楽器界の未来を育む種蒔きのようなイベントでした!

6月30日(土)・7月1日(日)と開催された
第3回和楽器展示会に遊びに行って参りました!
場所は東京駅近く、京橋駅直結の京橋エドグランです!

時間がとれず6月30日(土)の16:00〜18:00頃までしか
いられなかったのですが…(^_^;)
非常に楽しめるイベントでしたので、
レポートしていきたいと思います!

篠笛 立平

今回の和楽器展示会で最も話題となったのは
埼玉県で篠笛工房を営んでいる立平(りっぺい)さんですね!(HP)

グラスファイバーを使った篠笛「環(たまき)」を
学生に無料で配るという試み!

その数なんと100本!(各日先着50本)

代表の立平さんはこの日たまたま不在でしたが、
代わりに若い三人がお店番をしておりました!

和楽器職人や店舗がどんどん減っているという話をあちこちで聞きますが、
若い職人さんもちゃんと増えているんですね!
活気に溢れた工房でした!

笛屋

笛工房「和康」尺八工房「筦山」篠笛・真竹笛「秀勝」
3人の笛職人のグループ笛屋さんも出展していました!
笛屋さんは特に盛況していましたよ!

笛工房「和康」

和康さんは篠笛・能管・龍笛など様々な笛を製作販売しております!(HP)
和康さんは今回の和楽器展示会を主催している日本和楽器普及協会の会員でもあります!

尺八工房「筦山」

いろんな長さの尺八がズラリ!
尺八職人の筦山さんです!(HP)
群馬県水上で尺八工房と、なんと旅館も経営しているそうです!(HP)

篠笛・真竹笛「秀勝」

栃木県で篠笛・真竹笛の工房を営む秀勝さんです!(HP)
アラブ音階の篠笛など変わった笛も展示されていました!
「自分にできる範囲でならオーダーメイドにも対応します」
とのこと!頼もしいです!

秀勝さんのブースには若い篠笛奏者がたくさん集まっており、大変盛り上がっておりました!

尺八・篠笛 琴風会

尺八・篠笛を取り扱う琴風会さんも出展しておりました!

琴風会の篠笛には特徴があって、
管尻のほうに通常見られない穴が空いています!

この穴が空いていることによって通常の篠笛よりも
低音が出やすくなっているそうです!
色々な篠笛があるんですね(^o^)

簡易三味線のSHAMIKO!

三絃司きくおかの小じゃみチントンや小松屋さんのしゃみBOY、楽屋さんのSHABOなど
最近は簡易三味線がブームとなっております!
そしてまたまた新しい簡易三味線SHAMIKOが展示されていました!(HP)

皮には破れにくい特殊な紙を使っているとのことです!
印刷や塗装によって、色々なアレンジをすることができます!

千葉の三味線屋「三春屋」さん

千葉県市川市で三味線屋を営んでいる三春屋さんも
出展していました!

見るからに良い人そうな三春屋の店主さん

こちらは簡易三味線ではなく、材質はそのままに
棹だけを小さくしたミニ三味線の展示!

バチも色々揃っています!

中国のお琴「古琴」

こちらは日本古琴振興会さんの展示です!
中国のお琴古琴を展示!演奏もさせてもらえます!

友達が体験していたのでパシャリ

箏と琴は同じ「こと」と読みますが違いがあって、
ざっくり説明すると柱(じ)を立てて音程を決めるのが箏、
柱が無く指で押さえて音程を決めるのが琴です!
箏と琴は形は似ていますが、全く別々の歴史だそうです!

ベテランの演奏

琴エスワールド

ミニ箏商品が豊富な琴エスワールドさんも、
今年も和楽器展示会に出展していました!

ドレミニ琴

通常の箏の半分サイズのドレミニ琴です!
専用の手提げカバンやリュックに入れて持ち運べます!
これは便利!

天の川のような印象の、ポップに塗装したドレミニ琴も展示!

ソプラノ琴

こちらは高音に特化したソプラノ琴!

ベース琴

低音特化のベース琴!
金属の絃で、アンプに繋いで音を出します!

鼓専門店の鼓久

鼓専門店の鼓久さんの展示です!
これら鼓の胴、ひとつ数百万円するそうです…(ゴクリッ)

鼓には馬の皮が使われているそうで、
なんと丸々馬の皮が展示されていました!
ダイナミック!

鼓久の店主さんがマシンガントークな方でした!
一部ご紹介!

・鼓の皮は初期は牛の皮が使われていたが、良い音の鳴る馬の皮に変わっていった。
その皮も新品は良い音が鳴らず、何十年も叩き込んで良い音になっていく。

・良い小鼓は200年はもつ。大鼓も良いものは50年くらいもつ。
大鼓のほうが短いのは、大鼓は演奏会前に
引っ張ったり火に当てて乾燥させたりする必要があり、
その準備で消耗してしまうから。
(この準備をしないと大鼓のカーンッという良い音が鳴らない。)

・楽器に使われる皮は冷凍されて輸送される。
特に海外から輸入される皮はほとんどが冷凍モノ。
冷凍・解凍をすると繊維が壊されて音が悪くなる。
一番音が良いのは冬場に取れた皮を塩漬け冷蔵したもの。

※メモをしていたわけではないので、覚え間違いをしていたらすみません…<(_ _)>

とにかく鼓に関する知識量が半端じゃなかったです!
和楽器展示会が終わる時間までずっと鼓の話を聞いていました!

鶴友会

福原鶴十郎さんの鶴友会が鼓の体験会を開いていました!

歌舞伎邦楽囃子で使う鼓や締め太鼓の体験です!

皆さん良い音を鳴らしていました!

垣澤社中

里神楽の垣澤社中さんが、神楽に使う楽器や衣装の体験会をやっていました!

第一回和楽器展示会で体験したのを覚えています!

【イベントレポ】観る・聴く・体験する!第1回和楽器展示会が想像以上に面白かった!

オープンマイクなどの演奏も!

自分は参加する時間が遅かったので、2団体ほどしか聴けなかったですが…(^_^;)
和楽器演奏もたくさんやられていたみたいです!

https://twitter.com/p0da/status/1013430123452755968

 

 

https://twitter.com/kozakuraruri/status/1013314213991755777

吹き抜けの会場での演奏もあり、和楽器の音が会場外まで聴こえていました!
祭囃子の聴こえるほうへ向かうことで会場にたどり着けたので助かりました笑
街中で和楽器の音が聴こえてくるとワクワクしますね!

和楽器展示会は和楽器界への種蒔きイベント!

第3回和楽器展示会、大変楽しかったです!
普段なかなか触れない和楽器を気軽に体験できる、
素晴らしいイベントでした!

どのブースもモノを売りつけようという感じがほとんど無く、
ただただ和楽器に興味を持ったお客さんが来てくれて、
体験していってくれることが嬉しいという様子でした!

まずは興味を持って触ってもらわなければはじまらない!
そんな想いを出展している皆さんが共有しているように感じられ、
特に学生に篠笛を無料配布した立平さんは和楽器展示会を象徴していたように感じます!(^o^)

種蒔きの時期にしっかりと種を蒔くこの和楽器展示会のような試みが続き、
今後も同じような活動がどんどん増えていけば、
きっと和楽器界は今以上に盛り上がるはずです!

第4回・第5回とこれからもずっと続いていくことを、楽しみにしております!

邦楽村からのお知らせ



第3回千葉和楽器もくもく会
日時:2018年9月22日(土) 15:00 ~ 19:00
場所:蘇我コミュニティーセンター2階和室(京葉線蘇我駅駅徒歩5分)
参加費:500円(当日現金払い)
詳細確認・お申し込みは こちら から!


第25回和楽器もくもく会
日時:2018年9月24日(月祝) 13:00 ~ 17:00
場所:千駄木交流館(千代田線千駄木駅徒歩3分)
参加費:500円(当日現金払い)
詳細確認・お申し込みは こちら から!


調布和楽器もくもく会
日時:2018年10月27日(土) 13:00 ~ 17:00
場所:布田駅南ふれあいの家 大集会室(京王線布田駅徒歩2分、京王線調布駅徒歩10分)
参加費:500円(当日現金払い)
詳細確認・お申し込みは こちら から!


第2回神戸和楽器もくもく会
日時:2018年10月27日(土) 12:00 ~ 16:00
場所:青森ねぶたワールド 三宮生田新道店(各線「三ノ宮駅」「神戸三宮駅」「三宮駅」より徒歩5~7分)
参加費:500円(当日現金払い)
詳細確認・お申し込みは こちら から!

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