邦楽村blog!

安里屋ユンタ紹介!沖縄の八重山を代表する古典民謡!

邦楽村では今まで和楽器の曲を色々と紹介してきましたが、
三線で演奏される沖縄の民謡ももちろん和楽器曲です!

ということで、本日は沖縄の八重山諸島に伝わる古典民謡
安里屋ユンタを紹介したいと思います!

安里屋ユンタとは?

安里屋ユンタ(あさどやゆんた)は、沖縄を代表する民謡です!
沖縄の民謡の中でも、八重山民謡と呼ばれるジャンルの曲となります。
八重山民謡は石垣島をはじめとする八重山諸島で歌い継がれてきた伝統的な歌で、
中でも安里屋ユンタは竹富島で歌われてきました。

八重山諸島の竹富島

竹富島に実在したといわれる絶世の美女安里屋クヤマが、
琉球王府より派遣された役人目差主(みざししゅ)の求婚を断った話で、
そのやりとりを面白おかしく描いています。
庶民が役人に逆らうことなど考えられない時代に求婚に応じなかったクヤマの気丈さは、
八重山庶民の反骨精神の象徴として語り継がれ、後に安里屋ユンタとなりました。

ちなみにユンタとは八重山諸島に伝わる労働中に歌われた作業歌のことで、
男女の掛け合いで歌われるのが特徴です!

安里屋節

安里屋ユンタとは別に、安里屋節という曲もあります!
歌詞の大筋は安里屋ユンタと同じですが、メロディーが全く違います!

新安里屋ユンタ

1934年9月に、もともと八重山に伝わっていた安里屋ユンタを改作。
古来からある安里屋ユンタと区別するために、こちらの新しい安里屋ユンタは
新安里屋ユンタと呼ばれます。
作詞は星克さんという教職者(後に政治家)です。

本土の言葉で歌われた沖縄民謡ということで、
この曲をきっかけに安里屋ユンタの名は日本全国に広まりました!
現在では安里屋ユンタといえばだいたいはこちらを指しています!
(ちなみに新安里屋ユンタの歌詞には安里屋クヤマも目差主も出てきません。)

新安里屋ユンタの歌詞

サー 君は野中のいばらの花か
(サーユイユイ)
暮れて帰ればやれほに引き止める
(マタハリヌ ツィンダラ カヌシャマヨ)

サー 嬉し恥ずかし浮名をたてて
(サーユイユイ)
主は白百合やれほにままならぬ
(マタハリヌ ツィンダラ カヌシャマヨ)

サー 田草取るなら十六夜月よ
(サーユイユイ)
二人で気がねもやれほに水入らず
(マタハリヌ ツィンダラ カヌシャマヨ)

サー 染めて上げましょ紺地の小袖
(サーユイユイ)
掛けておくれよ情けの襷
(マタハリヌ ツィンダラ カヌシャマヨ)

サー 沖縄良いとこ一度はおいで
(サーユイユイ)
春夏秋冬緑の島よ
(マタハリヌ ツィンダラ カヌシャマヨ)

※やれほんに・・・「本当に」
※マタハリヌ ツィンダラ カヌシャマヨ・・・「また逢いましょう、美しき人よ」

こちらの、夏川りみさんが安里屋ユンタを巡る旅番組も
非常に興味ふかい内容です!
興味のある方はぜひご覧ください!

以上、安里屋ユンタのご紹介でした!
地唄箏曲の六段の調べや津軽三味線の六段のように、
安里屋ユンタは三線の入門者がまず最初に挑戦する曲とのことです!
安里屋ユンタの他にも沖縄の古典と民謡はたくさんあり、
その三線の楽譜は工工四(くんくんしー)と呼ばれる譜面で記されています!

今後も沖縄民謡をたくさん紹介していければと思います!

邦楽村からのお知らせ


大阪和楽器もくもく会
日時:2018年11月23日(金祝) 14:00 ~ 17:30
場所:北浜「和み」の文化スペース キタリシテ (地下鉄堺筋線/京阪電鉄北浜駅 徒歩3分)
参加費:500円(当日現金払い)
詳細確認・お申し込みは こちら から!


第8回池袋和楽器もくもく会
日時:2018年12月1日(土) 11:00 ~ 17:00
場所:池袋本町第二区民集会室(東武東上線北池袋駅下車徒歩4分)
参加費:500円(当日現金払い)
詳細確認・お申し込みは こちら から!

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