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時代はHDR!!演奏を美しい映像で残そう。

こんにちは、Keisukeです!!

日進月歩のごとく進んでいる技術力…和楽器の世界でも技術に目が少しでも向けばと、先日はAR・VRについて記事を書きました。

本日も最近話題の新技術に関しての記事です。本日ご紹介する技術はHDRというものです。聞いたことあるという方もいるのではないでしょうか。AR・VRと同じく近年耳にすることが増えたHDRという言葉、実際どういった意味を説明します。

HDRとは?

HDR“High Dynamic Range”という言葉の略称です。言葉としては High と Dynamic Range に分けられます。それぞれが、「Hight = 高い」、「Dynamic Range = モノの解像度の幅」をさしています。

これだとよく分からないと思います。
簡単にいえば、高い表現の帯域を持つ機能とイメージしていただければ分かりやすいです。

写真や動画だと、暗い所も鮮明に写し、なおかつ明るい所も鮮明に写しとります。音であればより広い音域を再現できます。

写真のHDRは一般的なものとして普及していたりしますね。iPhoneなどでもHDR撮影が可能です。HDRとカメラに表示されていますが、アレが正にその機能です。

 

映像におけるHDR

HDRではより幅の広い表現が可能になります。先述の通り、動画では暗い部分と明るい部分の描画が今までよりも鮮明になります。

従来の撮影では暗い部分を鮮明にしようとすると明るい部分の鮮明さが失われ、明るい部分を鮮明にしようとすると暗い部分の鮮明さが失われていました。

HDRを用いると、それらの両立が可能になります。どちらかを取る為にどちらかを犠牲にするということが無くなります。

また、HDRの技術は撮影した映像だけでなく、アニメーション映像でも可能です。昨年記録的大ヒットを生み出した君の名はのBlu-rayでも4K HDR映像同梱版が発売されています。

4Kという高い解像度にHDRか加わることで、映像作品の美しさを余すことなく堪能することができます。

 

なぜ暗さも明るさも鮮明なものになるのか

なぜHDRを用いた撮影だと広い範囲での撮影が可能になるのか。

簡単にまとめると、暗い映像と明るい映像を一緒にとって機械的に合成しているんです。暗い映像と明るい映像のそれぞれの良いところを合成することで非常に鮮明な動画になるということです。

実際にはもっと細かな技術が詰め込まれていますが、おおまかには言えばこんな感じです。詳しくは知りたい場合は以下のサイトがオススメです。高鮮明なディスプレイなどを販売するEIZO株式会社さんがHDRについてまとめています。餅は餅屋、とても分かりやすいです。

 

HDRの力を発揮する場面とは

※写真はHDRではありません

HDR撮影は以下のような場所で力を発揮します。

  • 室内と屋外の境を撮影する場合
  • 色の多さや明るさが入り混じった場面

室内と外を一緒に写す場合などにこのHDRの良さが活きます。通常であれば室内の風景を見せると外の風景が明るすぎて色が飛んでしまいますが、HDRだとそれらが両立します。

また、ライブ映像など明るさと暗さが入り混じる場面などでも活躍します。ライブの美しい演出や衣装と雰囲気を余すことなく撮影してくれます。

 

HDRを撮影可能なカメラ

魅力的なHDRの技術ですが、今年に入って民生用カメラでもHDR動画の撮影が可能なカメラも登場しています。

その中でもSONYのFDR-AX700は間違いないカメラの一つです。

 

このカメラの先代にあたるFDR-AX100は4Kカメラの先駆者的存在であり、2014年の発売から数年たっても根強い人気を誇って来ました。

そのカメラの正統な後継機がFDR-AX700です。4K動画撮影をはじめ、スーパースロー撮影や4KHDR撮影など幅広い撮影に対応しています。

お値段は高いですが、買う価値のある一台と言えます。

 

また、先日発表されたSONYのα7RIIIというミラーレス一眼カメラも4KHDR撮影が可能となっています。α7IIが発表された時、小型なミラーレス一眼単体で4K撮影が可能になっただけでも驚きましたが、ついに4KHDRの撮影まで可能になってしまいました。

 

そして、HDR映像を見るという点では、4K HDRを視聴可能なスマートフォンも登場しています。Xperia XZ Premiumは5.5インチという大きさながら、4K HDR動画を見ることができます。小さな画面ながら、その鮮明さにはやはり驚かされます。

 

HDRに関してはこれからさらに開拓されていく分野で、まだまだ手に入れづらい分野ではあります。ですが、より高鮮明な映像になるということもあり、早めに手を出してもすぐには陳腐化しない技術です。

 

 

HDRの難点

色々と素晴らしい技術ではありますが、HDRにも難点はあります。

まず、視聴できる機器が限られるということです。現状HDRに対応しているテレビなどの機器はまだ多くありません。4Kは対応しているがHDRは未対応というものも多いです。その為、HDRで映像を作っても中々披露する場所がなかったりします。

もう一点は撮影時におけるファイルが膨大になるという点です。HDRどうしても動画ファイルが大きくなってしまいます。それが4K動画などであればなおさら膨大になります。なので、長時間の撮影などは中々難しいというのが現実です。

視覚的に素晴らしく訴えるという点では効果的ではあるのですが、これらのハードルがまだまだ高いです。しかし、これらのハードルはHDRが一般に普及すればおのずと下がってくるものなので、数年後には気にならなくなる気がします。

 

HDR…4K・8Kなどと異なる魅力を持った技術

HDRの技術は4K・8Kとはまた異なる技術です。解像度が上がってもHDRの技術がない場合、その映像の本当の良さを実は引き出せていないのかもしれません。逆もまた然りですが。

その場で見た瞬間では気づけなかったような細かい部分まで美しく残してくれます。その場の空気感まで思い出として残してくれるわけです。また、自らの演奏や宣伝をワンランク上へ押し上げてくれる技術でもあります。

HDR…まずは実際に見て触れて欲しいです。口頭で語るより、実際に体感することがやはり一番ですからね。一度体感すると引き込まれること間違いなしです。

和楽器の世界も技術とより良く噛み合い、もっともっと魅力的なコンテンツになって行って欲しいですね。

邦楽村からのお知らせ

第24回和楽器もくもく会
日時:2018年6月23日(土) 17:30 ~ 21:00
場所:千駄木交流館(東京メトロ千代田線千駄木駅 徒歩3分)
参加費:500円(当日現金払い)
詳細確認・お申し込みは こちら から!


第2回千葉和楽器もくもく会@蘇我駅
日時:2018年7月14日(土) 13:00 ~ 17:00
場所:蘇我コミュニティセンター2F和室(JR京葉線蘇我駅 徒歩5分)
参加費:500円(当日現金払い)
詳細確認・お申し込みは こちら から!


神戸和楽器もくもく会
日時:2018年7月28日(土) 12:00 ~ 16:00
場所:青森ねぶたワールド((阪神本線神戸三宮駅徒歩5分))
参加費:500円(当日現金払い)
詳細確認・お申し込みは こちら から!


神奈川和楽器もくもく会(in全国邦楽合奏フェスティバル)
日時:2018年9月2日(日) 11:00 ~ 17:00
場所:洗足学園音楽大学(東急線溝の口駅徒歩8分)
参加費:500円(当日現金払い)
詳細確認・お申し込みは こちら から!

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