年末にさだまさしさんのPPAP和風カバーがYoutubeにアップされ話題になりましたが・・・
なんと国立劇場までもが、PPAPの和楽器カバーを出してきました!
その名もPNSP!なんの略だ!?
ということで、本日はPNSPについての記事です〜!
もくじ
PNSPとは?
こちらの動画です!
突如Youtube上にアップされ、SNS上が騒然としております・・・!
PNSPはペンヌリサンポーサンポーペンを意味するわけですが、サンポー?ヌリサンポー・・・?一体なんのことなのでしょうか・・・
三方(サンポー)
神道の神事にて、お供え物を載せるための木製の台です!
伝統的なアイテム且つAppleと発音が似ているため採用となったのでしょう・・・!
塗り三方(ヌリサンポー)
漆塗りされた三方で、こちらも神道の道具です!
塗り三方もPineappleと発音が似ているのが採用の決め手だったのでしょう!
PNSP曲構成
笛で出演されている藤舎推峰さんが自身のFacebookにて曲解説をされております!解説によりますと、
・能楽由来の登場手法である出端(では)ではじまる
・長唄『元禄風花見踊(1878年、三世杵屋正治郎作曲)』のフレーズを取り入れる
・長唄『老松(1820年、四代目杵屋六三郎作曲)』のフレーズを取り入れる
・『二人椀久』などにある「踊り地」という三味線、大小鼓の見せ場を取り入れる
とのことです!
単純にPPAPのフレーズをカバーしているだけではなく、200年前の伝統的な長唄曲のフレーズなどを取り入れているんですね!これはすごい・・・一味違います!
PNSP出演者紹介
メンバーも豪華な方々が集まっております!
唄 杵屋佐喜
200年以上続く長唄三味線方の名家佐門会の当代を、父である七代目杵家佐吉と兄である杵家浅吉となさっております!
三味線 東音塚原勝利
長唄東音会の三味線方です!
三味線 東音山口聡
同じく長唄東音会の三味線方です!
東音会は今年が創立60周年とのことで、60周年記念特別演奏会が国立劇場で開催されます!
これを機に長唄に興味を持った方は行かれてみてはいかがでしょうか!
笛 藤舎推峰
藤舎推峰(とうしゃ すいほう)は歌舞伎・長唄囃子方の流派、藤舎流の笛方の名跡です!
竜馬四重奏の篠笛を担当しており、NHK大河ドラマ「八重の桜」や「軍師官兵衛」などで演奏出演もしています!
小鼓 藤舎呂英
東京芸術大学音楽学部邦楽科出身で、代々邦楽囃子方の家系の方です!
大鼓 望月太津之
東京藝術大学音楽学部邦楽科であり、歌舞伎や日本舞踊、長唄演奏などの囃子方として広く活躍されています!
太鼓 藤舎呂凰
PNSPで共演している藤舎推峰さんと同じく、竜馬四重奏のメンバーです!(鼓・リーダー)
数多くのアーティストと積極的にコラボレーションを行っております!
くろごちゃん
PNSPで踊りを担当していた国立劇場ゆるキャラです!
本名 国立くろ五郎
性別 男の子
身長 拍子木3本分
体重 拍子木3つ分
好きなこと
黒衣のお仕事。笑顔でお客様のお出迎え。
好きな食べもの
おにぎり。助六寿司。
お仕事を終えた後でのお茶とお団子は格別!
以下、くろごちゃんについて詳しく知りたい方はオフィシャルWebサイトへどうぞ!
出身地や兄弟など、くろごちゃんについての詳細な情報満載です!
以上、PNSPについてでした!
今回のPNSPはインパクトが大きく、伝統芸能の、特に若い方々への普及に大きな役割を担ったことでしょう!
今後も様々な形で日本の素晴らしい文化が表舞台に出てくるのが楽しみです!
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