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津軽五大民謡”津軽三下り”紹介!独特のテンポと豪快なスリがカッコいい!

今回は津軽五大民謡のひとつ、津軽三下りという曲をご紹介したいと思います〜!
津軽五大民謡の中でも弾くのが難しく、また歌いこなすことができる人も少ない難曲とされております!

三下りって何?

三下り(さんさがり)は、三味線の調弦の一種です!
地唄三味線でよく使われる最も一般的な調弦が「ド・ファ・ド」の本調子
本調子から真ん中の弦を一音上げ、「ド・ソ・ド」としたのが二上り(にあがり)
そして本調子から最後の弦を一音下げ、「ド・ファ・シ♭」としたのが、今回の曲名にもなっている三下り(さんさがり)です!
ざっくり言うと、本調子に比べ二上りは明るい印象、三下りは暗い印象の曲によく使われます!

津軽三下りの起源

津軽地方に伝わった津軽馬方三下りが省略され、津軽三下りと呼ばれるようになったと言われています!
(馬方:馬に人や荷物を運ばせるのを職業とした人)
馬方三下り追分節とも呼ばれていました!
(追分:長野県の軽井沢にあった追分宿、現在の信濃追分駅近辺)
江戸時代の末頃、追分宿の酒場で馬方が唄う馬方節に、三下り調弦の三味線がつけられていったとのことです!
この歌が各地に広められ、秋田の本荘追分(ほんじょうおいわけ)、北海道の江差追分(えさしおいわけ)、そして青森の津軽馬方三下りとして伝わりました!
青森に入ってきた時は素朴な歌だったのですが、津軽の芸人たちにより技巧的に磨き上げられ、手踊りも入り、今日の形になったと言われています!

津軽三下り歌詞

アー奥山で
小鳥千羽の 鳴く声聞けば
アー親を呼ぶ鳥 鳩ばかり

アー竹なれば
割ってみせたい 私の心
アー中に曇りの ない私

アーあきらめて
余念ないのに また顔見せて
アー二度の思いを させるのか

アー逢いたい
見たいは しゃくの種だよ 見たいは病い
アー顔見りゃ落ち着く 胸のしゃく

アー棄てて行く
父を恨んで くれるじゃないよ
アー血を吐く思いの ほととぎす

津軽三下り動画

津軽三下り歌付けです!歌は民謡歌手の福田こうへいさん!

初代高橋竹山の津軽三下り歌付けです!

こちらも歌付け!山中信人さんと土生みさおさんの楽しそうな合奏!

津軽三味線演奏会 繊細に弾くX豪快に叩くより、津軽三下り!

2015年の津軽三味線世界大会A級優勝は、津軽三下りの曲弾きでした!

津軽三下り感想

僕がまだ挑戦できていない曲で、しっかりと身に付けたいと思っている曲です!
独特のテンポが、よされ節同様とりにくそうに感じます!譜面通りに弾くだけなら、20回30回と練習すればひとまずできそうですが・・・ノリを身に付けるのがすごく難しそうです!
またこの曲はスリが特徴的です!棹全体をダイナミックにすり上げ、その音が神秘的なんです!やりたい!笑
今のところワンランク上の曲という認識で、この曲を舞台で演奏している奏者の方もやっぱり一流の方が多いです!
いつか自分も挑戦したいです!

参考:
http://senshoan.main.jp/minyou/minnyou-tugaru.htm
http://www.1134.com/min-you/02/k0202.shtml

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