邦楽村blog!

和楽器情報をお届けします!

【ライブレポ】「紡ぐプロジェクト」が紡いだ空間とは(前編)

とあるご縁があって、ライブにご招待いただきました!
お誘いいただいたのが5月27日
ライブの日程は5月28日

「迷ってる暇はない……!」

というわけで、早速会場のある池袋へ!

早速拝見してきました!!

~日本の伝統文化×前進・進化~
紡ぐプロジェクト act.1
『小紫 こむらさき』

拝見してきました!


結論からいうと、

凄すぎる……!!!!

もうその一言に尽きます……!
今回は前編後編にわけて、その魅力をお伝えします!!

「紡ぐプロジェクト」とは

主催の梶野さんの本業は、音響のお仕事。
中でも和楽器関係のアーティストとの関わりが多かったそうです。
そういう方々と「やりたいこと」や「こういう舞台を作っていきたい」という話をしていると、
「共通のやりたいこと」が浮かび上がってくる。
それをもとに一緒に作品を作っていこうという第一歩が、このプロジェクトだったとのことです。

このプロジェクトの「紡ぐ」って?

和楽器をはじめ、日本の伝統文化は脈々と繋がっている歴史の上に成り立っています。
そういった歴史・文化の時代の流れ、これをまず縦軸として考えたそう。
そして、その文化を継承している音楽家・それ以外の和のアーティストたちの繋がりを横軸として考えた。
この2つの軸が重なったこの空間でしかできないような色彩豊かなもの。
そういったものを紡いでいこうというのが、今回の趣旨なんですね。

第1部

大般若

梶野さんの挨拶のあと、演者の皆さんが静かに舞台に現れます。
早速演奏がはじまりました。
最初の曲は、『大般若』
作曲家の森亜紀さんによるオリジナル曲です。

二十五絃、笛、太鼓による迫力ある演奏。

二十五絃を横から見るとこんな感じです…!!

その演奏をバックに、きり紙アーティストの千陽さんが白い紙にハサミを入れていきます。

初っ端から豪華な演出!!
どこを観ても格好いいですね〜!!

大般若について

実はこの曲、もともとは津軽三味線とお囃子の曲だったとのこと。
それを今回の編成用にアレンジしたそうです。
そしてなんと、この編成での『大般若』は今回が初演!!
この場に立ち会えたみなさんはラッキーですね(*´∀`)

そうして曲が終わると同時に、きり紙も完成しました。

開いた紙に現れたのは、タイトル通りの『般若』の面。
きっている最中は想像がつかない。でも完成した瞬間に目の前に一気に広がる作品。
まるで魔法を見ているような感動です…!

出演者紹介

そして次は、それぞれの楽器の紹介をするように各々のソロが繰り広げられます。
それぞれの奏者、それぞれの楽器、それぞれの文化がどういった糸を紡いでいくのか…。

ソロの演奏に合わせて、今回の出演者のご紹介をしていこうと思います^^

箏・二十五絃:山本亜美さん

はじまりは二十五絃のソロから。
山本さんは今回、前半を二十五絃、後半を箏で演奏されています。
静かなメロディーからはじまって音色の幅がどんどん広がっていく様子がとても素敵です。
山本さんご自身は、口笛やペイントとの即興など新しい表現を次々に広げていっているとのこと。
単独NY公演の成功も収めています。

篠笛:武田朋子さん

そして、二十五絃の演奏の途中から自然な流れで篠笛が加わります。
柔らかい音色ではじまった笛の音色。次第に二十五絃の音がフェードアウトし、篠笛のソロに移りました。
森の中で風が木の葉を揺らすような、そんな耳触りの良い音が会場を包み込みます。
武田さんは、自身の原点である江戸囃子を中心に様々な世界を表現する篠笛奏者。
1部のラストでは、祭囃子のような楽しげな演奏も披露されていました^^

和太鼓:金刺敬大さん

柔らかい笛の音色のソロ。そこに加わる和太鼓の一音。
静かな音ですが、箏や笛とはまた違った余韻が身体に響きます。
徐々にスピードを増していく演奏。身体へ響く振動もどんどん大きくなっていきます…!
金刺さんは和太鼓兄弟ユニット“は・や・と” としてプロデビュー後、ソロとしても多方面で活躍する和太鼓奏者。
日本最大級の和楽器フェス『俺ふぇす。』のプロデュースをはじめ、演奏以外の面にも意欲的に取り組まれています。

きり紙アーティスト:KIRIGAMIST 千陽さん

きり紙アーティストの千陽さんは、一切の迷いなく次々とハサミを入れていきます。
簡単そうに行っていますが、このハサミさばきはとても真似できるようなものではありません。
細部まで洗練されたハイクオリティな作品には、次々と大きな拍手が送られていました。
そんな千陽さんですが、短大卒業後に独学できり紙を志したとのこと。
独学でここまでできるものなんですか……!?と驚きが隠せません。

作曲:森亜紀さん

そして今回披露された曲を作曲されたのが、森亜紀さんです。
森さんの作る曲には、何か不思議な力があるような気がします。
どの分野においても、0から1を作る方は本当に凄いですよね。
今回、森さんが作曲された曲が、演奏者のみなさんによってお客さんに届けられます。
そのリハーサル時と本番中、森さんが客席の後ろから見守っている姿が印象的でした。

次の曲へ

さてさて、それぞれのソロが終わったあとは全体での合奏!
みなさん楽しそうに演奏されていて、観てるこっちまで楽しい気分になりました。

ここで10分間の休憩。
休憩後は2部に移り、新しい舞台へと移ります。

二部の内容は切ない恋物語……!?
気になる後半はまた後日お届けいたします!!

 


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