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難曲中の難曲!長唄の二人椀久をご紹介!

二人椀久とは?

二人椀久は、長唄・歌舞伎舞踊の作品です!
初演は1774年、作詞者不明、作曲は錦屋金蔵 (一世)が行なっており、伝存曲の中で1,2を争う古曲です!
また難曲中の難曲と言われており、長唄の中でも最高レベルに人気の曲となっております!
ジャンルとしては椀久物に属するようです!
椀屋久兵衛という豪商(江戸時代のとんでもない金持ち)をモチーフにした曲を、椀久物と言います!

どんな話?

大坂の豪商である椀屋久兵衛(椀久)と、新町の遊女である松山太夫の二人の話です。
松山に惚れた椀久は、財の限りを尽くし松山の元へ通いました。
その豪遊っぷりは大坂中の評判となるほどで、その結果椀久は実の父親に勘当され、座敷牢に幽閉されてしまいます。
椀久は、松山会いたさに精神に異常をきたしてしまいました。
座敷牢を脱走し、羽織に着流し、頭巾という風貌で巷を彷徨います。
そのうち椀久の前に桜が咲き、どこからともなく松山が現れます。
松山は椀久がかつて身につけた羽織を着て、楽しく語り、共に踊ります。
夢から覚めた後、椀久は松山を探し回りますが見つからず、寂しさに打ちひしがれながら倒れ伏せるのでした。

二人椀久の見どころ・聴きどころ

夢の中で椀久と松山が踊る幻想的な連れ舞が綺麗にシンクロしており、見応えがあります!
また演奏では、曲の後半から始まる「タマ」という旋律も聴きどころです!
一定の旋律を繰り返す三味線と、即興的な演奏を行う三味線に分かれ演奏します!

二人椀久の動画

長唄

歌舞伎

参考
http://enmokudb.kabuki.ne.jp/repertoire/1244?tab=home
https://ameblo.jp/y72-fav/entry-12118477317.html
http://blog.livedoor.jp/toudainagaken/archives/51598937.html

邦楽村では他にも、長唄・端唄・小唄の記事を掲載しております!

お江戸日本橋
京鹿子娘道成寺
供奴
二人椀久
松の緑


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