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和太鼓部に捧げる合宿ノウハウ 第6回 〜練習メニュー中編 メニューについて②〜

和太鼓部に捧げる合宿ノウハウ 第6回 〜練習メニュー中編 メニューについて②〜

本日の合宿ノウハウは…合宿の練習メニューその2です!!

前回は午前中にやっているメニューをご説明しました。
今回は午後にやっているメニューについてご説明いたします〜

実際のメニュー(再掲)

実際に合宿やっているメニューは以下のような感じです。

午前中は、チームに分けて行うサイクル練習全体練習が主軸でしたが、
午後は全体で取り組む練習が主軸となっています。

それでは、午後の練習についてご説明していきます〜

午後

全体練習

先述したように、午後は全体での練習がメインです。
全体練習では、全員で同じ練習をすることで、音や動きを一致させていく意味合いが強くあります。
午前中は自身の中での鍛錬、午後は皆と合わせた鍛錬という感じです。
合宿所の練習場所がそれなりに広い場合は、太鼓の並べ方を工夫するのも面白いですよ〜

メニューが午前中に比べるとザックリしているのですが、これは流動的にする為です。
午後の全体練習では、スケジュール通りに進まないことも多いです。
そのような場合、変更を加えやすいよう、かなりザックリとした大枠になっています。

大枠内の基礎練習の中身などはかなり細かいのですが、毎年途中で全体に教えながらやったりする為、時間通りにはいきません。
なので、ザックリさせておいた方が、次を意識しすぎず、心に余裕を持って練習できます。

基礎練習

合宿での基礎練習は普段の基礎練習の延長です。
普段できない部分をより重点的にやることで、認識できることがあります。

普段は60~90分程度の基礎練習メニューを組みますが、合宿の場合は120分~150分程度の基礎練習メニューを作成します。

しかし、練習メニューはただ長くしてもしょうがないんです。
練習が長くなればなるほど、集中力が切れて結果として効果が出なくなります。

なので、同様の効果を持つ練習を色々なやり方で行い、バラエティに富ませることが大切です。
そうすることで、長い基礎練習に体が慣れてしまわず、適度な緊張感と集中力を保つことができます。

ブレーク

合宿に来たのなら、合宿でしかできない体験をすることも大切です。
そういう体験を練習の合間にするのがブレークです!!

今年のブレークは、合宿所の周辺探索でした。
いつもつかっている合宿所は、元々スキー場だったため、高台があります。
そこにみんなで登りに行きました。

高台からの景色、肌に触れる空気や風などはそこでしか感じることのできないものです。
そういった経験が後々の音楽表現に役立ったりします。
特に、部活の場合はみんなで同じものを共有したという経験が非常に重要です。
同じものを練り上げていく上で共通のイメージがあると、練り込みやすくなります。

またブレークでは、練習で詰めすぎた身体と頭を休める役割も担っています。

曲練習

曲練習は本当に様々なやり方があると思います。
通す方法、部分的に詰めていく方法、パートごとの方法などなど。
やり方は様々ですが、目的の曲を覚えていないならば、基本的にはやるべきではありません。

合宿に来て曲を覚えているのは勿体無いので、覚えてないならやらないというスタンスです。

実際に、合宿までに覚えていない年などもありました。
実はやらないのはやらないので合宿後に支障が出たりする為、そういう時はその曲の基本リズムだけ10分~15分程度全体で集中的にやって、それをひたすら練り上げるということをします。

合宿で一から曲を作る場合は、この限りではありませんが、覚えるという作業に時間を割くことは極力控えるべきです。

フリータイムと入浴時間

この時間のやりくりは結構苦労します。
合宿なので、練習三昧ではあることは部員も理解していますが、あまりに自由時間が少ないと満足度が下がり、結果としてモチベーションが下がりがちです。

その為、適度な自由時間も重要です。
なので、入浴時間と上手く組み合わせてフリータイムを組み込んでいます。

部員にどのグループから入浴するかを決めてもらい、一方が入浴、もう一方はフリータイムという感じでサイクルします。
入浴時間でもあり、フリータイムでもあるので、長く入浴していてもOK。
練習したい人は後に入ったり、お風呂後でも良いという人は、入浴はサクッとして練習したりしています。

合宿だから、遊ぶ時間話す時間はいらないという子、やっぱり自由時間は欲しいという子、様々な意見をしっかりと吸収してあげることが大切です〜

部員数や男女比によってやり方は色々あります。
ここの時間をうまく使うことは結構鍵なので、工夫してみてください〜。

ミーティングやオリエンテーション

入浴にフリータイム、夜はそんなに練習しないことが多いです。
練習しても良いのですが、お風呂に入った後に汗をかくのは部員も嫌がりますし、私も嫌です。
加えて、次の日に疲れを残さないためには、あまりハードワークでもダメですね。

なので、夜はお風呂から出て、リラックスしているからこそできることをやります。
その代表例がミーティングオリエンテーションです。
上のように書くと、堅苦しくなってしまいますので、具体的に書きますと、

  • グループ毎に調べ物をして発表
  • 曲のイメージを太鼓を使わずに寸劇で表現
  • 過去の演奏のビデオを見る

のような感じです。

個人的には、曲のイメージを寸劇で表現するのは面白かったです。
各グループで表現方法や着眼点が全く違う所は面白いです。

また、この時間の中で、部員の今まで気づけなかった一面が見られたりします。
そういった意味でも、この時間はとても大切な時間です。

練習メニューを通して

午前と午後の練習メニューいかがでしたでしょうか?
各団体によって基礎練習などは全く異なりますので、やっている練習の大枠とその意味をご説明いたしました。

より具体的にどのような練習をしているのかという所が気になりましたら、お気軽にご質問ください〜

次回は実際にこのメニューに至るまで、メニューの作り方についてご説明いたします!!

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