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技術・ノウハウを共有することのメリットとか

技術・ノウハウを共有することのメリットとか

突然ですが皆さん、オープンソースという言葉をご存知でしょうか?
この言葉は、ITで使われる用語であり、以下の様な意味を持っています。

オープンソースとは、人間が理解しやすいプログラミング言語で書かれたコンピュータプログラムであるソースコードを広く一般に公開し、誰でも自由に扱ってよいとする考え方。また、そのような考えに基づいて公開されたソフトウェアのこと。

IT用語辞典  e-Words より

 

言葉通りですが、簡単に言えば「誰かが考えた技術を皆さんが使えますよ〜」ってことです。
技術の共有ってやつですね。
共有された技術をもとに、新たなものを作ったり、さらにそれを共有してより技術が発展していく。非常に素晴らしいことだと思います。

オープンソースの考え方は、和楽器界にはない考え方だなぁ〜と思いますし、今後取り入れられるべき考え方なのではと思います。その理油は二つあります。

共有の過程で技術がより洗練されたものになる

和楽器界はだいたいが秘伝の〇〇になる様なことが多いと感じます。

秘伝の〇〇がダメだとは思いません。長く築かれてきた技術を守り、伝承するという意味では非常に大切なことです。オープンになればなるほど色々流入しますし、本質を見失ったりすることも多くあります。
ITだって、本当に核だったり、利益に繋がる部分は秘匿したりしますし、それはそれでいいのです。

ただここで本当に重要なのは、共有するにあたり、技術が言語化され、体系化されることだと思います。

今までなんとなくで行われてきたことが、共有の過程で見直され洗練されていく、それこそ技術の向上をもたらすものだと思っています。
今あるものが歴史の流れで磨かれてきたのなら、今の時代にあった形でより磨いて、次の時代へ渡すことも重要ですよね。
その為の機会として、技術の共有化が図られることは悪いことではないなと思います。

基礎知識

また、共有することの意味としては、隠しているものをオープンにするということだけでなく、その楽器界隈で当たり前のことをより多くの方に知ってもらう、ということの方に意味があると思っています。

実はこちらの方が重要な意味を持っていると思います。

先日のもくもく会で、篠笛をやっていらっしゃる方から、初心者の場合にどの様な篠笛を買ったらいいかを教えていただきました。
津軽三味線の方は、「尺八の歌口の角の部分は黒いから穴だと思っていた。」とおっしゃっていました。
その界隈では当たり前かもしれませんが、楽器を超えれば知らないのです。

小さいことですが、このような事から共有することで、共通の土台が出来上がります。
学校で言えば、義務教育というところでしょうか?

共有された知識は視野を広げ、世界を広げ、裾野を広げます。
その知識が今まで思ってもいなかった革新を生む可能性だってあります。
また、共有知識の公開は和楽器界の人間だけでなく、和楽器をやったことのない人間にも広がるきっかけにもなるでしょう。
とっつくやすくなるのですからね。

全てではないにしろ、やはり和楽器界での共有化というのは、これからのキーになるものではないかと思います。
色々反対もありそうですが、そういった方の意見も聞きつつ和楽器界の今後を考えていきたいですね〜
邦楽村としても、そのような動きを作っていきたいものです

しかしながら、オープンにしていくなら環境やルール作りは必要です。
また、なぜその様なことが行われているのか、ここら辺を整えていかなければ、公開されて当たり前、という考え方が広まるだけですからね。

色々課題は積算していますが、このように他分野や業種で行われていることをどう和楽器界に取り入れていくかというのも考えるだけで面白いものですよ〜
今まで役に立たないと思っていた仕事の経験も見方次第で大きく役に立ちます。
あなたの一歩が、和楽器界を変えるかもしれません!!

 


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