邦楽村blog!

和楽器情報をお届けします!

プラハ演奏旅行紀 後編 〜ありがとうプラハ コンペティションのゆくえは〜

プラハ演奏旅行紀も、今回で完結です!!

7日間に渡る旅、最終回の後編はプラハヤングフェスティバルの様子をご紹介いたします〜

コンペティションの結果はいかに!?

前編はこちら
中編はこちら

3月25日 ついに…プラハヤングフェスティバル

コンペティション

コンペティションはNational House of Vinohradyホールで行われました。
広さもさることながら、音の響きがとても素敵なホールです。

尺八、三味線の相性は抜群ですが、太鼓は教会演奏と同じくボヤける感じです…
しかしながら、小細工をして平常のパフォーマンスが崩れるよりも特に変えたりせずに挑みました。

コンペティション前

緊張しているのか、全体的にどことなく固い雰囲気はありました。
しかしながら、部長の激励を皮切りにみんなの意識がしっかりと演奏に向いたと確信しました。

部長さん、本当に成長したなとホロリ…

1曲目 ~疾風~

コンペティションの最初を飾るのは疾風という曲です。

部活の名前にもなっているこの曲、創部当初からある部活そのものを表す曲です。

シンプルですが、力強く、楽しい曲です。また、人数や配置、使用する楽器を色々とアレンジできる素晴らしい曲でもあります。

人数の多さも合間って、若干音はぼやけますが中々の立ち上がりです。

2曲目 ~讃生奔舞~

2曲目は讃生奔舞(さんせいほんぶ)です。

讃生奔舞は生命が目覚め、活動し、躍動する様を描いた曲です。
締め太鼓がベースリズムとして曲を先導し、長胴太鼓、担ぎ桶、鳴り物、竹と様々な楽器が登場し、盛り上げます。

にぎやかさだけでなく、人や楽器の多さを感じさせないシャープなフレーズも特徴的です。
多ければ良いというコンセプトではなく、多くてもコンパクトに玄人演奏しようというコンセプトになっています。

3曲目 ~春景八章~

ついにきました3曲目、野村正峰氏作曲の春景八章!!
この日の為にひたすら練習して参りました…

演奏では全て出し切りました。
細かいミスはあったものの、演奏としてのクオリティやグルーヴ感はやってきた中では最高の仕上がりでした。

練習の成果が出せたのかなと思います。
本当によかった…

顧問からも「つなぎとして依頼したけど、太鼓の曲が喰われるかと思うくらいの演奏だった」というお言葉をいただきました。

今回、部員たちは最高の演奏をするとわかっていたので、同じ演者としては負けたくありませんでした。
だからこそ、ここまでの高みへ昇ることができました〜

4曲目 ~Parfait amour -青い月- ~

ラストを飾るのはやはりこの曲…Parfait amour -青い月-

和太鼓界広しといえ、この曲の持つ世界観を持った曲はそうそうないでしょう。

太鼓にないエッセンスがたくさん詰まっている、とても美しく繊細な曲です。

太鼓の迫力だけでなく、小さい音や優しい音、緩やかな動き、空白の間までも演出するという曲です。

スライドショーには JavaScript が必要です。

Parfait amour = 完璧な愛(フランス語)を題材とした曲、高校生には難しい題材です。だからこそ、そこに真剣に向き合ってきたからこそ生まれる素晴らしきハーモニー

カメラを構えていましたが、自然と涙が溢れてきました。

美しい演奏…彼らだけの最高の演奏でした。

魂が輝くとは、おそらく今回見たことのようなものをさしているのだろうと思います。

讃生奔舞では熱く激しくほとばしりParfait amour では美しく甘美にきらめく
オーラというか、こう何か言葉に表せないものが全身から見えるような演奏でした。

感動をありがとう!!

大盛り上がりの市内パレード

午前のコンペティションから打って変わって、午後は青空の下での市内パレーです!!
約1kmの距離を1時間程かけて回るパレードです。

パレード会場まで、担ぎ桶太鼓や、パランクなどを持って路面電車に乗ります。

生涯でもほとんど経験しないことでしょう笑

パレードはまさかの先頭!!

プラハの旧市街に近い街中を演奏しながら回りました〜

戻ってくると、何故か路上での演奏が開始
あっという間に囲まれ、止まらない盛り上がり!!

サッカーの試合で、延長で逆転ゴールを決めた英雄のように取り囲まれていました〜

結果はいかに…表彰式

パレードも終わりひと段落すると、もう表彰式の時間に!!

ホールに戻り、表彰式開始です。
コーラス部門器楽の部門など、順々に表彰されていきます。

コーラスで非常に上手い所などもシルバーだったりと、かなり厳しめの評価のようです。

駒込高校はフォルクローレ部門でのエントリーでした。

そして…フォルクローレ部門の発表の時…

Komagome Junior High and High School Japanese Drum Club Team “Hayate”GOLD!!
congratulations!!!

更に、再度駒込高校が呼ばれました。
何だろうと思っていたら、審査員特別賞とのこと!!

音楽と踊りが高いレベルで融合していたことからの、審査員特別賞でした。

和太鼓が、尺八・三味線が、何より疾風の演奏世界に届いて本当によかったです!!

クロージングパーティー

表彰式が終わると、その流れでクロージングパーティー

ディスコパーティー…プラハヤングフェスティバルと言いつつも、年齢上限マックスの最年長者には中々厳しかったです苦笑

が、楽しかったです!!

そして、クロージングパーティーでも駒込高校は演奏させてもらいました。

その時の熱狂具合がハンパない!!

教会での演奏を凌ぐ人気っぷりで本当にすごい。

スライドショーには JavaScript が必要です。

和太鼓の持つ音の迫力は国を越えて人々を熱狂させる力を持っているんですね。
体の奥底に響いてくるからこそ、何故か自然と盛り上がる…それが和太鼓なのかもしれません。

たくさんの素晴らしい経験をありがとう。
プラハヤングフェスティバル…最高の舞台でした…

3月26日 熱も冷めやらぬまま、帰国の途につく

昨日の熱も冷めやらぬまま、26日はもう帰国の日でした。
あっという間の1週間、数多くの素敵な経験ができました。

帰りは帰りで、梱包が大変でしたが、行きよりも早く梱包出来ていて、成長を感じました。

プラハの街並みを惜しみつつさよなら…と思いきやバス内で結構皆ぐっすり笑
飛行機でももう皆爆睡…気づいたら日本でした〜

プラハヤングフェスティバル、金賞・審査員特別賞、おめでとう!!
努力が報われたと言っても良いでしょう。

賞もさることながら、それよりもプラハの素敵な街並みや人々との出会い、素晴らしい街で演奏できた経験賞よりもはるかに素晴らしいものをたくさん得た旅となりました。

…こうして、駒込高校和太鼓部「疾風」と稲毛佳祐のプラハ演奏旅行は幕を閉じました。

最後に

今回、音楽の街プラハで、あのような最高の舞台に立てて本当に良かったです。

音楽が国や言葉を越えて伝わるということを身を以て実感できました。

また、今回の金賞、審査員特別賞もとても嬉しく思います。
ただ、珍しい和太鼓というだけではここまでの結果は出なかったと思います。
部員たちが研鑽し努力したからこそ、和太鼓と疾風の演奏が届き、今回の受賞にいたったのだろうと思います。

今回、邦楽村でも個人でもたくさんの方に応援していただいて、ここまでやってこられました。
皆様の応援なしではここまではたどり着けなかったのだろうと思います。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

本当にありがとうございました!!

これからも、駒込高校和太鼓部を、というよりも和楽器に携わる、音楽に携わる人々を応援していただけると嬉しいです!!
もちろん、邦楽村の応援も宜しくお願いいたしますー!!

さらばプラハ!!また会う日まで〜


-----お知らせ-----
第15回和楽器もくもく会参加者募集中!
日時:2017年9月30日(土) 13:00〜17:00
場所:千駄木交流館(東京メトロ千代田線千駄木駅徒歩5分)
詳細確認・お申し込みは こちら から!

コメントはこちら

*
*
* (公開されません)

CAPTCHA


Return Top