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【レポート】歌舞伎「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」を見てきました!!

【レポート】歌舞伎「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」を見てきました!!

先週は第23回 稚魚の会・歌舞伎会合同公演を見てきました。

歌舞伎は数えるほどしか見に行ったことのない私ですが、楽しむことのできる公演でした〜

稚魚の会・歌舞伎会合同公演とは?

国立劇場が行う、歌舞伎俳優の養成事業の修了生が開催する勉強会稚魚の会歌舞伎俳優の門下の名題・名題下の俳優を中心として構成されている歌舞伎会が合同で行う公演が稚魚の会・歌舞伎会合同公演です。

これからの歌舞伎の世界を担っていく若者による輝かしい公演ですね!!
合同公演、その完成度は素人の私でも分かる程高く、良い緊張感もあり、とても楽しむことができる公演でした。

といえば!!というイメージがある程人気の公演みたいです。
行った日は平日でしたがほぼ満席で驚きました〜

演目紹介

番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき)

皿屋敷は、夏の怪談でも登場するお話ですね。
主人の皿を割ってしまったが為にこの世を去った女性が「いちま〜い、にま〜い」と皿を数えて足りない…というやつです。

歌舞伎の番町皿屋敷は、怖い話というよりは恋する女性の心を描いた切ないお話という感じです。

自分を好いている主人を疑ってしまい、試す為に家宝の皿をわざと割り、皿と自分のどちらをとるか試します。
主人は皿を割ったことは怒らなかったのですが、全くもって他の女性に目も向けていなかったのに、そんな疑いをかけられたという事実が悲しく憤り、結果として女性を手打ちにしてしまうというお話です。

女性と主人のやりとりや葛藤が繊細に描かれており、演じるしぐさや言葉が臨場感となり、見ている方まで葛藤が伝わってくる演目でした。

紅翫(べにかん)

この紅翫というお話は、元商人であり今は大道芸人の紅屋勘兵衛=紅翫が主人公の演目です。
手製の三味線で演奏を披露したり、様々な踊りをしたり色々な芸を披露するというものです。

長さも30分程度で、お話というよりは話の間の盛り上げを担うような印象の演目でした。

舞台上に三味線と唄が登場し、絶えず和楽器の音がしており、和楽器好きにはたまらない演目だなという感じです。
難しいお話ではないのですが、とても楽しく個人的には好きな演目です。

双蝶々曲輪日記 八幡の里 引窓の場(ふたつちょうちょうくるわにっき)

人形浄瑠璃でも演じられるこの演目、全九段からなるお話で、八幡の里 引窓の場八段目に当たるお話だそうです。

他の段で人気がある為、引窓は演じられることが少ないそうです。
今回そんな引窓を見られてラッキーでした。

主人公の与兵衛と妻、義理の母の暮らす家に現れた濡れ髪長五郎という男、実は義理の母が昔養子に出した実の息子。
母は与兵衛と長五郎を兄弟として引き合わせたいものの、長五郎は殺人犯として終われる身…逃がそうとする母や、最初は捕らえよとうと思っている与兵衛、皆の心に触れお縄につこうとする長五郎…それぞれの人間模様が織りなす人情話です。

演目の名前にもなっている引窓という、紐を引っ張り開ける天窓が色々と鍵を握っています。
また引窓は登場人物の心模様も表していたりと重要な役割を果たします。

親子の絆を感じさせてくれたり、笑いどころなどもあり、良い演目でした。
少し難しいお話でしたが、面白くとても深く素敵なお話です。

歌舞伎、色々なことが楽しめました!!

今回はお話を始め、役者さんの衣装や舞台など様々ものが楽しめました。
役者さんの衣装が綺麗だったり、小道具がすごかったり、舞台が細かく作られており、細部を見て見たりと色々楽しむことができました。

歌舞伎は印象として、話が難しそうだったり敷居がたかそうで尻込みしてしまうのですが、行くと意外とそんなことない感じでした。
また、知らないからこそ色々な発見があったり、学べたりして楽しいです。

これからの歌舞伎界を担って行く方々の素晴らしい公演が見られて本当によかったです〜

おまけ お土産たくさん買っちゃいました

お土産のコーナーに色々あったのでつい買ってしましました笑

雅楽や歌舞伎など、国立劇場で演奏される和楽器などのモチーフが描かれたトートバック

国立劇場のマスコットキャラクター黒子ちゃん(くろごちゃん)ぬいぐるみ!!
可愛いです!!

黒子ちゃんは国立劇場アレンジ版PPAPのPNSPにも出演していましたね〜

国立劇場がPPAPを全力和楽器アレンジ!PNSP(ペンヌリサンポーサンポーペン)とは?

黒子ちゃんぬいぐるみ、国立劇場に行った際は是非いかがでしょうか〜


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