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【ライブレポ】駒込高校和太鼓部「疾風」第12回定期公演 第1部

【ライブレポ】駒込高校和太鼓部「疾風」第12回定期公演 第1部

先週土曜、18日は駒込高校和太鼓部疾風 第12回定期公演でした〜

今回は見るだけでなく、和楽器インストバンドBlack Long Hairとしても出演させていただきました!!

定期公演は三部構成の19曲+Black Long Hairとてんこ盛り、ライブレポも三部構成でお送りしちゃいます。
本日は第一弾、第一部です!!

駒込高校和太鼓部「疾風」第12回定期公演 第一部

千風一震(せんぷういっしん)

薄暗い会場にぼんやり照明が色づき、大太鼓の迫力あるおろし打ちと共に始まったのが一曲目「千風一震」でした。中太鼓(長胴太鼓)がユニゾンで打つ迫力のリズムは幕あけの一曲としてピッタリでした。

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それぞれが異なる顔を持った千の風が一つに震える、一つ一つ震える情景を太鼓でうまく表しているなと感じます。登場する楽器のレパートリーも中太鼓、大太鼓、締め太鼓に竹、ジャンガラと実に豊かです。演奏者一人一人、楽器一つ一つが風のように舞う姿はとてもカッコイイ!!

中盤に見られた中太鼓の跳躍は本当にすごい。某梨キャラもびっくりの跳躍力ですね。

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ジャンガラと呼ばれる、小さいシンバルのようなパートは動いたり、2人でのコンビネーションを披露したりと、まるで自由な風を感じさせてくれました。

千風一震の名にふさわしい演奏を見せてくれました。

流葉

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名前の通り、川を流れる葉をイメージした曲、流葉
中太鼓と締め太鼓というシンプルな構成ですが、中太鼓から締め太鼓へ、締め太鼓から中太鼓へ音が移り変える様は聞いていて面白いです。

曲も3分と観客を適度に飽きさせないという、質実剛健、二番手にふさわしい曲です。
流葉、爽やかで心地よい曲でした。

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また、緑色の照明に映るシルエットが非常に印象的でした~。
照明器具も上手く使って演出をする、高校生でこういうところまでやれるのってすごいですね。普段の練習がしのばれます。

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〆ソロ

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舞台上に二人で経つって、すごい緊張感のはず
ミスは自分にのしかかる、その重責を背負って演奏するというのは素晴らしい!!

締め太鼓二人、純粋な1対1の音の重なりがいいですね。
地のリズムがハネのリズムなのですが、ハネのリズムって難しいですよね。普段やっている曲もハネのリズムでやると演奏しづらかったりします。

それを二人で演奏しちゃうなんてすごいですね〜
次に何が来るんだろう、どんなリズムが来るんだろう。そう思わせてくれる曲でした。

男祭り

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男・男・男!!
観客席満員で熱気ムンムンの中、舞台に立つのは男子のみ!!
これまた熱い

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野暮な言葉はいらない。男ならその姿で語りな、そんな曲です。鍛え上げられた男子が奏でる音の破壊力は想像を超えるものです。しかしながら、破壊力だけでなく、中太鼓で奏でる波のリズムやソロ回しなど、熱い中にもユニークさを秘めた一曲でした。

駒込ボルケーノ

太鼓で歌!!
冒頭がまさかの歌から始まる駒込ボルケーノ!!
しかも歌って言ったって、ただのうたじゃないっ

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どんな歌かって?表現できない…

ボルケーノというだけあって真っ赤の照明と爆発するようなリズムが多かったです。一人一人が飛び上がりながら順番に太鼓を打つ場面などは、吹き上がるマグマを連想させてくれますね。

他の曲でも感じましたが、各パートがそれぞれ異なるベースのリズムを奏でて一つのベースリズムにするというかんじですね。しかも奏でるベースリズムも単調じゃない。飽きさせない工夫がいろいろ凝らされていていいですね

また、駒込ボルケーノですが、かなりの人数の中センターの子が印象的でした。三年生の女の子でしたが、迫力は男子にも負けていない!!ソロも圧倒的で存在感を感じさせてくれました。掛け声をかける姿も、掛け声もとてもかっこよかったです。

イイね、駒込ボルケーノイイね!!
南米とか言ったら熱狂的に盛り上がりそう(笑)
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担ぎ桶

軽快なリズムと、担ぎ桶によるお客さんとの距離感が近いことが印象的な曲。
一人一人個性が光っていて、一曲で何曲も楽しめるような面白さがありました。

担ぎ桶の特徴を活かし、お客さんのほうへ移動したりとハッちゃけた感じがいいですね。

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一人ひとりがハッちゃけているのに、合うところは合う。これがいいですね。
即興セッションのような感じ。しかしながらこれはちゃんと練習していないとできないですね。

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担ぎ桶って、普通の太鼓に比べて、インパクトもあるしお客さんとの距離も近いから好きなのですが、非常に難しいです。
それをあんな自由に演奏できるっていいなぁ〜

Drum John

Drum John = 太鼓 太郎
という意味だそうです。

この曲、とりあえず明るくて楽しい。
お客さんに拍手を煽っていましたが、煽られなくても自然に拍手をしてしまうようなノリのいい曲。
そしてお客さんの最前列には先ほども登場した担ぎ桶太鼓が箱を盛り上げる!!
今でいうならパリピな一曲でしょうか。クラブミュージックを流して演奏しても面白そうな曲です。

太鼓の配置も面白いですね。
締め太鼓を前列に並べるというあまり見ない形に惹かれます。

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Drum Johnもですが、どの曲もそれぞれの色と顔を持っていて印象に残るのがいいですねぇ
逆にここまで色々曲の雰囲気が違うと演奏する方は大変そうですね!!

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讃生奔舞

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第一部のシメ、疾風の曲紹介でも部長さんがオススメしていた曲、讃生奔舞

20名を超えるスケールで奏でるこの曲は圧倒的です。20名を超える場合、音がただただ暴力的になってしまうことが多々ありますが、この曲はその予想を裏切って面白い。

音が…重なって聞こえる…だと?
和楽器は特に大合奏が多いのでわかると思いますが、人が増えれば増えるほど音のバランスはとりにくくなります。
それなのに、讃生奔舞はどのパートも聞こえてくるし、押す部分引く部分の抑揚がちゃんと分かります。

また、楽器も幕開けの千風一震を超え、中太鼓、締め太鼓に大太鼓、竹に担ぎ桶、ジャンガラチャッパと怒涛です。これだけの楽器を駆使し、曲として成り立つというのがすごいです。
各パートの統一感もされており、人の多さをいい意味で感じさせない曲です。

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しかしこの曲、締め太鼓の人はテンポ200を8分刻むので面白いとか言ってる場合じゃないですね。しかもその中に細かい技術やエッセンスを詰めてきているので、太鼓の修羅とでもいうべきか…
途中、演奏者の咆哮があるのですが、あれは心のそこからの想いが飛んできているように感じます。この曲に込めた想いが素敵ですね。

2年半前は太鼓の太の字も知らなかった子達が、ここまで出来るようになるんだなぁと思うと、成長率がすごいですね!!

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讃生奔舞は太鼓ながら、普通に曲をして聞いていて面白い曲だなと思います。
聞けば聞くほど味が出て、新たな発見がある。オーケストラに近い曲といったところでしょうか?

さてさて、第一部、8曲あっという間に終わってしまいました。
次回は第2部!!Black Long Hairの登場ですよ〜
お楽しみに〜

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